劇場アニメ「らくだい魔女 フウカと闇の魔女」のアフレコ収録が都内スタジオで行われ、主人公・フウカ役の井上ほの花、チトセ役の田村睦心、カリン役の石見舞菜香に、アフレコ収録後にインタビューを実施しました!
■本作のアフレコを終えて
3人揃ってのアフレコ収録を終えた井上は「無事に終わってホッとした気持ちと同時に、あっという間に終わってしまった寂しさもあります。みなさんともっと一緒に収録したかったです」と充実した表情。その感情は田村も同じようで「私もホッとした気持ちと同時に、続編ないかなあ?という気持ちです」と早くもシリーズ化を希望。石見も「ストーリーも童心に返るような物語で、可愛いなあと思いながらアフレコすることができました。とても貴重な一日でした」と嬉しそうだった。
小学校から中学校にかけて原作を夢中で読んでいたという井上は「まさか“あたし、フウカ!”からいつも始まるあのセリフを自分が言えるなんて…!という嬉しさがありました」と原作ファンとして喜びもひとしお。フウカを演じる上では「元気いっぱいだけれど、ちょっとおっちょこちょいでドジな女の子になるように心掛けました」と語った。
チトセ役の田村は、原作上でのフウカとカリンに対する喋り方のトーンの違いを上手く演じ切れるかどうか不安だったというも、井上から「本当にカッコ良くてチトセはモテる男だと思いましたよ!」と太鼓判を押されて喜色満面。ちなみにアフレコ収録を見学した原作者・成田サトコ氏からも絶賛を受けたという。
石見はアフレコ前に改めて原作を読み直したそうで「大人になっても大事な気持ちを呼び起こしてくれるストーリー」と時代を超えて愛される魅力を再確認。カリンを演じる上では「元気いっぱいなフウカちゃんとは対照的なおっとりした性格と、やるときは頑張るカリンちゃんをシーンごとに意識しました」と役作りを明かしていた。
■使ってみたい魔法は、どんな魔法?
魔法がテーマの本作にちなんで会得したい魔法を聞かれた田村は「チトセの時をつかさどる魔法は便利。私はよくスマホを落とすので、落とす瞬間にハッ!と時間を止めたい」、井上は「私はお花が大好きなので植物と会話ができるような魔法がほしい。枯れたときに捨てていいのか、それともドライフラワーにしてほしいのか気になるので植物の声を聞きたいです」と妄想。一方、名前をつけた毬藻5体を飼育しているという石見は「まりもを自由に動かしたり、コミュニケーションをとったりできる魔法がほしい」と打ち明けた。
突然のまりもトークに井上と田村は仰天するのかと思いきや、3人の中では石見のまりも好きはすでに浸透済。田村から「まりもの気泡と会話をしているんだよね?」と水を向けられた石見は「お掃除した後や光合成をしたときにまりもから出る泡を見ながら『ありがとう』と言ってくれているのかなあ?と想像したりしています」と植物をつかさどるカリンのようなピュア過ぎる一面を覗かせていた。
本作のアフレコを通してすっかり意気投合した様子の3人だが、本作の舞台となる遊園地についての話題になると、井上と田村は「ジェットコースターが大好き!」と声を合わせるも、石見は「私はそれ以外が好き!絶叫系は浮遊感で気絶します!」と必死に抵抗。そんな石見をよそに、井上と田村はおススメの遊園地とアトラクション情報を交換し合って大盛り上がりだった。
■劇場アニメを楽しみにしている皆さんへ!
劇場アニメ『らくだい魔女 フウカと闇の魔女』は2023年春に全国公開。石見は「登場するキャラクターが可愛くて、彼女達が動く姿を皆さんに早くお見せしたいです!ワクワクできるような作品になっています!」と完成に自信を見せた。
田村は劇場版決定時のSNS上の大反響に触れて「たくさんのみなさんから愛されている作品に携わることができて嬉しいです。いつの時代も変わらないワクワクとドキドキが詰まっていて、大人も子供も楽しめる作品になりました。フウカちゃんの可愛い頑張りにご注目ください!」とアピール。
主演の井上は「映画を観て原作を読んでまた映画を観るくらい、何度観ていただいてもワクワクする作品です。このワクワク感も含めて、色々な世代の方々に楽しんでいただけるはず。フウカちゃんの成長や素敵なキャラクターたちの活躍にご期待ください!」と全国公開を待ち望んでいた。